日々

昨日が二度目の心療内科受診日だった。初診時にうつ病の診断テストを受けたが、うつと正常のあいだくらいの結果ですね、と言われた。睡眠薬は処方されているが毎日ではなく、眠れないときに飲めばいいとのこと。前回処方されたものは結局毎日飲んでおり、そのことを伝えると「ああそうですか」という反応だった。あまり細かい話はされないので想像するに、飲んで眠れているならしばらくそれでいい、というようなことらしい。

 

診療が終わって薬局で薬を処方してもらう際、薬剤師から「お医者さんからは眠れない時だけと言われてますよね?この薬は半分に割ることができるので、試しに半分ずつ飲むようにして、そうやって少しずつ薬を飲まなくても眠れるようにしていきましょう」と言われた。わざわざ割り方を、図に書いて説明してくれた。だが、医者からは、確かに眠れない時だけとは言われているが、少しずつ減らしていきましょうということは今のところ言われていない。半分に割ってどうのこうの、という話も当然ない。そんなことが心をよぎったが、とりあえず「はい」と答えて薬を受けとった。

 

医者と薬剤師の言うことが違う場合、当然医者の言うことを聞くべきだろう、とは思うが、医者が言ってもいないことをつらつらと話してくる薬剤師に対して、あまりいい気はしなかった。それに、(以前どこかで同じ意見を読んだような記憶があるのだが)自分の病気や処方されている薬というのは最上級にプライベートなことであるはずなのに、他の患者もたくさんいる場で症状についてあれこれ聞いてくるというのは、少しおかしなことではないかと思うのだ。しかも、まだ睡眠薬を処方されて2週間しか経っていないのに、「少しずつ減らしていきましょう」などと、医者にも言われていないことを言ってくる。考えれば考えるほどおかしなことのように思えてきたが、薬剤師本人に直接言う機会は逸してしまったので、次回の受診時に医者に確認してみようと思う。